目標を持って、自分の納得できる走りを・・
2007年 09月 07日
今回は他力本願妻を伴って走らないのでPBPの走りと結果はすべて自分の力を表す。日本を出発するときに走りのイメージはできている。準備もした。ただ長距離練習が少なかった・・
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そして
24日午前6時27分ゴール
パリ在住の友人夫妻も暗いうちからゴールで待っていてくれ、持参してくれたシャンペンをかけて祝ってくれた。
そして、それを飲み干したときの幸福と感謝。
最後はパンクに苦しめられながらも達成したかったタイム80時間以内(自分なりの目標です)をどうにか切れて安堵と満足。参加してほんとに良かった。
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PCルディアックでの睡眠場所になったKazu@持参のテント。
最初はサポートバスの隣に張る予定だったが、サポートバスが遠いので日本人への目印を兼ねてここへ移動した。
1回目に3時間、2回目は4時間ここで睡眠を取った。
睡眠は他にはブレストへいく途中眠くなり、道路脇の大きな木の下で30分ほど寝た。
さあ、ルディアックからゴールを目指す。23日3時出発。
24時間でゴールを目標にしたが・・・、ゴールへの道は長かった・・。
出発前のディナーで食べたチキンwithマカロニがおいしくて食べやすかったので、各PCでこの献立をよく食べた。日本から持参の行動食はパワーバーくらい。各PCの食堂で温かい食事を食べるようにした。走っている間の主の補給食はクロワッサン。そうそう持参の文明堂のカステラはおいしかった。
ちゃんと食べて、寝て・・・・PBP攻略にはこれが大切・・
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PBPを走り終えて・・
息子さんを交通事故で亡くし、交通事故撲滅に取り組んでいるフランス人お母さん作成のステッカーを貼ってはしりました。
装備はこんな感じで運んだ。雨模様の天候だったので完全防水のこのバックは安心でしたし、中のものは全く濡れませんでした。
ルディアックからゴールまではバックはひとつにして軽くしました。
・PBPのコースは大きな峠があるわけではなく、日本人にはむしろ穏やかなコースに感じられるはず。
信号はほとんどなく、道も広く、車も少なく、参加者への現地スタッフの応援体制はきめこまかい。地元の人の暖かい声援も嬉しい。アウトドアースポーツとしては危険難度も低い。
しかし、1200キロメートルを90時間以内で連続して走るということは、半端な気持ちでできることではない。
1200キロメートルを一人で走りとおそうというしっかりとした意思と自信をつけて参加すべきだろう。
そうすれば他の国の人と一緒に走れる楽しさも得られる。
走力はもちろん必須だが、精神力、知性、愛・・・人間としての総合力が必要なのでは。
具体的には
1200キロメートル(90時間)を走り続ける自分なりの目的(目標)をもつこと・・
それがはっきりすれば、PBPへ向けて自分のすべきことが見えてくるのでは。
安い参加費(参加費は安いです)でフランスの街を心ゆくまで走らせてくれる現地の人々の気持ちにこたえるためにもさわやかな走りを目指したい。
PBP終了後、ブレストからパリへツーリングしていてある街の広場で昼食中、突然握手を求めてくる現地人がいた。彼もPBPへ参加したのだそうだ。
世界中のサイクリストと一緒に走り、思い出を共有できたということはすばらしいこと。
反省
・パンク・・ゴールを目前に何度もパンク。
最初のパンクのときの空気圧が不足だったと思う。疲れているので空気を入れるのも億劫でアバウトな空気圧でスタートしてしまったのが次のリム打ち呼んだ。
・尻痛・・・最初の400km.で尻痛が出てしまった。それは今までには無いことだった。今年度は長距離の走りが足らなかった。尻痛には原因がいろいろあるだろうが、一番の原因は走り込み不足。
by w-moto
| 2007-09-07 22:25
| 2007PBPレポート